YAMAHA CDプレーヤーの修理
2008年 04月 01日
近年曲の途中で止まってしまうことが多くなり、内部を点検したところ、
CDのピックアップを動かすベルトが緩んでいた。
ディスクのトレイを動かすベルトもゆるくなってきていた。
確か初任給を投じたCDプレーヤーだけに、思い入れも多く、
音質も気に入っていただけに廃棄するには忍びない。
部品だけでもメーカーに問い合わせてみる事にした。
ネット上でヤマハのサポートセンターのサイトを見つけ、
部品のみの販売をお願いするメールを出したところ、
なんと3時間弱で返信が来た。
しかも、大変丁寧な文である。
「ローディング(トレー開閉用)と光ピックアップ移動(チルト)用
2箇所に同一ベルト使用しています」との事。
「パーツNO: CB637830 名称: ベルト
標準価格(税別): ¥160/1本」
安価だったので、ダメもとで注文してみる事にした。
最寄の販売店で取り寄せるか、直接通販もしてくれるとの事。
通販の場合は、代引き方式での宅急便代(税込み)¥1,050が
加算されるとの事で、いつもパーツを買っている店にメールでお願いした。
発注から3日で届いた。 一袋に一本入っている。
予備を含めて4本注文。
先ずは、裏面の中央のビスを一本と下部の四方のビスを四本外す。
フタをずらすとこんな感じである。
写真中央の白い部分が、トレイを稼動させる部分。
左側のCDのディスクを押さえる部分は、写真上部で2本のビスでとめているだけだ。
光ピックアップ稼動部 すっかりベルトが緩んでいる。
ローディング部 こちらは、若干緩んでいるだけだが動作不良を起こす場合がある。
両方ともベルトを外し、ゴムが溶けかかっている部分をふき取り、再度ベルトを
かけるだけだ。
後は順番に元に戻す。
わずか 336円(税込み)で、往年の良い音がよみがえった。
部品を保持している、YAMAHAさまさまである。
ただし、これ以外の部品はほとんど無いとの事で、
その時は壊すつもりで修理せねばならないだろう。
今夜は、「姫神」と「ブルガリアン・ヴォイス」を楽しんだ。
いつまでも、物を捨てられない生活が続く。